レ 「見た目によらず、アヤちゃんって強いのねー。剣は青年に教わったの?」 主 「はい。でも背丈が全然が違うので、その辺りは自己流でどうにか。囲まれると弱いので…」 ユ 「そこで鞘に下緒括りつけて、ぶん回すって発想がすげぇよな…」 主 「短いリーチを誤魔化すなんちゃって二刀流です。刀を振り回すのは危ないので鞘にしました」 ユ 「それでも十分えげつない威力だけどな…この先も是非、鞘のみにしてくれ」 レ 「おまけにあれだけ飛び回っといて息一つ乱さないしね…」 主 「……人並みだったのに…やっぱり………」 ユ 「ん?どうした?」 主 「あ、いいえ。なんでもないです」 主 (この世界に来てから力も体力も数倍違う…適応障害はその引き換え、なのかな……)
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