女子会（物理） 「はあ、はあ…」 「お疲れ様」 「あ、ありがとうございます…うーん、どうしてもジュディスさんに勝てない…」 「貴方の太刀筋は素直すぎるのね。そのまま押し切れば強いのだけれど」 「素直、ですか。あまり意識したことないですね……」 「攻撃を流されたり、もしくは正面で断ち切られると弱くなってしまうわね」 「うーん、どうしたらいいんでしょうか。ジュディスさんのような連撃はなかなか難しいですし」 「そういう時はね、蹴ればいいと思うわ」 「蹴る」 「ええ」 「流されても、相手のすねを蹴ることはできるでしょ？もしくは足で土埃を上げて目潰しするとか」 「なるほど…パティちゃんみたいなトリッキーな攻撃も取り入れて、その場その場で柔軟に対応すれば…！」 「……試してみる？」 「はい！よろしくお願いします！」 「…ちょっとちょっと。なんか物騒なことになってるわよ」 「俺が止められるとでも？」 「え、ああ…うん。そうね……うん……」